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日本子ども子育て支援センター連絡協議会

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 社会福祉法人喜育園 山東こども園

         園長   村上 千幸

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大会決議

「乳幼児のメディア機器使用に対する注意掲載」について

第8回子ども・子育て支援全国研究大会にあたり、

次のことを決議します。

 

 乳幼児の使用が想定されるスマホ・タブレット・ゲームなどのメディア機器・サービスにおいて、不適切な使用による健康・発達への被害を未然に防ぐために、例文のような注意喚起文をメディア機器の説明書ないし利用の手引き、製品本体などに消費者に判りやすいように明記することを強く要望します。

 

●注意喚起文例

『本製品の乳幼児の使用には健康・発達への影響の懸念があります』

『本製品を乳幼児が使用した場合の健康・発達に対する安全性は保証されていません』

 

※タバコの害においては科学的証明がなされる前から注意喚起文が表示され、

根拠が明らかになるにつれてその文面が変わってきたという経緯があります。

この例文はその前例に則っています。

【決議の理由】

 近年の高度情報化社会に向けての基盤整備や関連機器の技術的進歩には目を見張るものがあります。それらは人類の幸福と繁栄に大いに寄与するとともに人々の生活に大きな変化をもたらすものとなりつつあります。一方、これらの技術的な進歩を望ましいこととして肯定しながらも、それらがもたらすかもしれない未知の影響については慎重な検討が必要であろうと思われます。メディア機器・サービスについて、成人の場合には個人の自己責任において使用されますが、責任能力の無い乳幼児期の子どもにおいては、保護者の責任の下に使用されることになります。

 現時点で「乳幼児のメディア機器・サービスの使用が健康や発達に全く悪影響を与えていない、あるいは安全である」ということを証明する科学的研究成果はありません。一方で、子育て支援・保育・小児医療の現場では、乳幼児のメディア機器・サービスの使用による健康・発達への悪影響とみられる事例が多数発生しています。しかし、保護者は、このような悪影響が懸念される状況であることを示されないまま、乳幼児に使用させているのです。

 

 私たち乳幼児の健全な発育に関わるものとしては、心身ともに成長発達の途上にある

乳幼児期の子どもたちの健康・発達への影響については、特に慎重な検討が必要であり、

それは社会的な責務であると考えています。

平成29年10月27日

   第8回子ども・子育て支援全国研究大会2017参加者一同